COLUMN

ポジティブストロークで
心に栄養を

3

みなさん、心に栄養をあげていますか?

体が食事から栄養を摂取して育つように、心の健康状態を維持するためにも「栄養」が必要です。

そこで今回キーワードとなるのが「ストローク」!
ストロークと言うとわたしは最初にテニスラケットで球を打つことを思い浮かべました。
確かにスポーツではよく使われますが、今回は交流分析での「ストローク」についてお話したいと思います。

そもそも「交流分析」とは、自分と他人との交流パターンに着目することで、人間関係の改善や自律的な生き方、自己実現に役立つ、心理学理論とそれに基づいた心理療法のこと。

そこでの「ストローク」の意味は、「相手の存在を認めること」であり、これが心の栄養になります。

具体的には、褒められたり、労われたり、笑顔であいさつされたり・・・
心が気持ちよくなるのが、「肯定的ストローク」と言われています。
その中で、「テストで100点がとれて、あなたはすごいね」など、相手の行為や行動に対してのストロークを「条件付きストローク」と言います。
言われると嬉しくなって「次も頑張ろう」というポジティブなモチベーションにつながりますよね。

また、「あなたのことが好き」、「君はうちのチームになくてはならない存在だ」など、相手の存在に対して送られる無条件の肯定的ストロークは、相手の自尊感情を高め、前向きに生きていこうという自信とやる気を与えます。これは心にとって最も質の良い「栄養」になります。

一方で、心が不快になるストロークを「否定的ストローク」と言います。
叱責されたり、にらまれたり、舌打ちされたり・・・
その中で、「こんな簡単なミスをしたらダメだよ」など、相手の行為や行動に対する条件付きストロークは、適切に伝えれば、「簡単なミスさえしなければ、君はOK」というメッセージと受け取られ、相手は「次からは気を付けよう」と思う教育的ストロークになることもあります。

そしてやってはいけないのが「あなたのことは嫌いだ」、「君の代わりはいくらでもいる」など相手の存在を無条件で否定するストローク。
わたしは、これをされると想像しただけでも心が折れそうです、ガラスハートなので・・・。

このようなストロークを人は生まれてから死ぬまで一生求めて生きていきます。
わたしが興味深く思ったのが、人は肯定的ストロークが得られないと代わりに否定的ストロークを求めるようになるということ。つまり、嫌われたり、ウザがられたりしたとしても、それは相手から認められているという証明になり、「無視される=存在を認められない」ということよりずっと心の安定につながるというわけです。

では、肯定的ストロークをもらうにはどうしたらいいかと言うと
まずは自分が相手に肯定的ストロークをあげるということ!
ストロークはブーメラン効果と言われ、肯定的ストロークには肯定的ストロークが返ってきやすく、否定的ストロークには否定的ストロークが返ってきやすいという傾向があります。

なので、まずは職場でも家庭でも、ほめる、ねぎらう、感謝する、笑顔を向けるなど、出し惜しみせず、肯定的な無条件ストロークをしっかりたくさん送りましょう。
そうするとブーメラン効果で、周りからたくさんの肯定的ストロークがもらえ、心に「栄養」を与えることができます。
しかもそれで職場も、家庭も、大きく言えば社会全体も明るく元気になったら素晴らしいことですよね!

そして、相手がいなくてもできるのが自分への肯定的ストローク。
1日の終わりに「今日も頑張ったね」と自分に声をかけたりとか、ご褒美にスイーツを食べたりとか、いつもよりスキンケアに時間をかけたりとか、自分をいたわる言葉や行動をすることも効果的です。

「心が疲れているな」と感じたら、ぜひ試してみてくださいね。

SILK85のあーちゃんでした!

toTOP