シルクは、皮膚の成分に近い18種のアミノ酸が結合した純粋なタンパク質繊維です。グリシン・アラニン・セリンなど10種の非必須アミノ酸のほか、体内で作り出せない必須アミノ酸8種が含まれ、繊維素材としてだけではなく、ひとの肌や健康にもよい多くの機能を持ち合わせています。ここでは、シルクに含まれる18種類のアミノ酸について詳しくご紹介いたします。
※印は必須アミノ酸

グリシン35.5%

角質層づくりに利用されるアミノ酸で肌のキメを左右します。また肌の水分保持やコラーゲン合成に働きかけ、保湿・静菌・抗酸化作用があります。栄養面ではコレステロールを低下させます。

アラニン27.7%

肌の水分保持やコラーゲン合成に働きかけます。栄養面ではアルコール代謝を促進し、肝機能を保護。脂肪の燃焼にも関わっています。

セリン13.5%

肌のターンオーバーを促進するエネルギー源、皮膚の潤いを保つセラミドの原料となり、その合成に働きかけます。栄養面では脳細胞を構成する神経細胞の原料となり、記憶、神経系の機能を高め、脳の老化を防ぎ、ボケ防止にも効果的です。

チロシン10.0%

肌の保湿成分。栄養面では成長ホルモンやメラニンの元となります。脳の働きを助け、痴呆症の予防に役立つとされています。またストレス緩和や細胞の老化抑制に作用します。不足すると代謝の衰えや低体温にもなります。

バリン※2.7%

ターンオーバーの促進と再生に関与します。栄養面では筋肉タンパク質の主成分。脳の神経伝達物質に関与し、神経系の機能を促します。

アスパラギン酸1.8%

ターンオーバーを促進し、肌の再生に働きかけます。栄養面では炭水化物を筋肉エネルギーに変化する過程を補助する働きがあり、体内の老廃物の処理、疲労回復、肝機能の促進に効果があります。

グルタミン酸1.6%

ターンオーバーを促進し、肌の再生に役立ちます。栄養面では知能を高めたり、他のアミノ酸の合成・分解に重要な役割を果たしたりします。

フェニルアラニン1.2%

ターンオーバーの促進と再生に関与します。栄養面では筋肉タンパク質の主成分。脳の神経伝達物質に関与し、神経系の機能を促します。

スレオニン
(トレオニン)※1.1%

肌の保湿成分となります。栄養面では腸の働きを高め、消化吸収をよくして、新陳代謝を促します。肝臓への脂肪蓄積を予防する働きがあり、酵素の活性部位などを形成するのに必要です。

アルギニン1.0%

くすみの改善やコラーゲンの形成で肌を潤し、ターンオーバーを促進、そして肌老化の原因である抗酸化作用の働きもあります。栄養面ではインシュリン、成長ホルモンの分泌を補助します。

イソロイシン※0.9%

ターンオーバーの促進、潤いキープやコラーゲン生成などの作用があります。栄養面では神経の働きを助け、筋肉のエネルギー源として用いられます。疲労回復や筋力アップに効果があります。

ロイシン※0.7%

皮膚細胞のエネルギー源となり、ターンオーバーの促進、潤い保持やコラーゲン生成などの作用があります。栄養面では肝臓機能を高め、血糖値の調整を補助。疲労回復や筋力アップに効果があります。

リジン※0.5%

ターンオーバーの促進と潤いコラーゲンの形成に関与します。栄養面では体の組織の修復や成長、脂肪の燃焼に関わっています。アミノ酸サプリメントとしてヘルペスの予防にも利用されています。

シスチン0.5%

肌のうるおい、そして抗酸化作用の働きがあります。栄養面では皮膚や髪の合成や、免疫系に関与し、体の抗酸化作用を助け、白血球の活性を高めます。

トリプトファン※0.4%

ターンオーバーの促進や肌の潤いに働きかけます。栄養面ではビタミンB群の機能を助け、成長ホルモンの分泌を促し、食欲増進や疲労回復にも効果があります。

プロリン0.4%

肌の潤い機能やコラーゲン生成に働きかけます。栄養面では脂肪燃焼に関わり、筋肉のエネルギー源としても用いられています。

ヒスチジン※0.3%

ターンオーバーの促進、肌の潤い、血行を促進し肌色改善、抗酸化作用があり、エイジング等の働きがあります。栄養面では成長に関与、神経機能を補助します。

メチオニン※0.2%

コラーゲンの合成に関与、また抗酸化作用があり、エイジング対策となります。栄養面では血液中のコレステロール値を下げたり、活性酸素を取り除いたりする作用があります。組織再生にも関与しています。

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